2024年3月21日に八戸ポータルミュージアム はっちにて”Tech Buddies Hachinohe(テクノロジーをともにする八戸の仲間)“のワークショップの1つ、「デジタル人材が手をつなぎデジタル社会を描くアイデアソン」が開催されました。
Tech Buddies Hachinohe(テクノロジーをともにする八戸の仲間)は、令和5年2月に策定された「八戸市デジタル推進計画」に基づき、いきいきとしたデジタル社会を実現するために取り組んでいる事業におけるワークショップの総称で、産学官金民の連携によりデジタル技術を活かしたまちづくりの推進やデジタル化により地域経済を活性させていくためにいきいきとしたデジタル社会を実現にむけデジタル化推進の機運の醸成を図ることを目的として企画されたものです。
このワークショップは若いデジタル人材や学生によってデジタルを活用した10年後の八戸市の「うれしい状態」を考えて頂き、その内容をデジタル推進計画の遂行に役立てる事と参加者の横連携のコミュニケーションづくりを目的として開催されました。
アイデアソンは、第1部として八戸総務部情報政策課デジタル推進室室長からデジタル推進計画と取組について説明をして頂き、参加者に八戸市のデジタル推進化への取組み状況を理解してもらいました。続いてアイデアソンコーディネーターの「合同会社浜と山と」の代表社員 蕨 加奈子氏からアイデアソンの流れについて説明を行いました。
第2部ではOST(オープンスペーステクノロジー)技法を用いてデジタルを活用した10年後の八戸市の「うれしい状態」を考え、テーマが似た参加者毎に6つのグループに分かれ「暮らし×デジタル」や「中心街×デジタル」、「働き方×デジタル」等についてそれぞれの課題に対してデジタル技術を活用した解決策を考えて最後に提案書の形にして市側にプレゼンしました。
また、アイデアソンの内容はグラフィックレコーディング技法を使ってアイデアソンの結果が一目でわかるようにまとめ上げられました。
市内のIT企業従者や学生など37人が参加し、これまで得た技術知識や知見を元に様々なアイデアを出しあいながら地元八戸市の未来を考える良い機会となり、さらには普段接する機会のない同じIT業界、同じ世代の参加者同士の交流を深められた有意義なワークショップとなりました。
セミナー概要
日時
令和6年3月21日(木)13:30 ~ 16:30
場所
八戸ポータルミュージアム(はっち)1F はっち広場
概要
第1部 イントロダクション
(1)八戸市デジタル推進計画と取組の説明
講師:八戸市 総務部情報政策課デジタル推進室室長 古里 陽一氏(2)アイデアソン説明
コーディネーター: 合同会社 浜と山と 蕨 加奈子 氏
第2部 ワークショップ
デジタルを活用した10年後の八戸市の「うれしい状態」 を皆で考えるアイデアソン
コーディネーター: 合同会社 浜と山と 蕨 加奈子 氏
第3部 総括
(1)成果発表
(2)総括
対象者
IT企業従事者、学生
定員
40名
受講料
無料